日本泌尿器科学会総会初日
本日4月17日から19日まで第112回日本泌尿器科学会総会に参加しています(4月18日㈮、19日㈯は休診となります)。学会に参加し泌尿器科学領域の正しい医療を、地域の皆様に提供したいと頑張って勉強しています。
『次の100年に向けたAI』と『高齢泌尿器がん治療の最前線』のセッションに参加しました。
近年、AI(人工知能)の進出はさまざまな領域で目覚ましく、社会のあり方そのものに変化をもたらしています。特に医療業界においては、その影響が一層顕著となっており、診断支援、創薬、リモートケアといった分野でAIの活用が急速に広がっています。これにより、医療現場の効率化や精度向上が期待されており、今後もAI技術の更なる発展が注目されています。AI技術の成長曲線は指数関数的であり、現状成長予想を必ず凌駕すると考えられています。ただしAI技術の発展により、技術的スキルから人間固有の能力『人間らしさ』の価値が上がるのではと考えています。医師の共感力・倫理的判断力・対話能力の重要性が増していくと思います。当クリニックの診療コンセプトである”患者様中心の診療”を大切に、さらに成長していきたいです。
当クリニックでは、心穏やかで身体健やかな『健康長寿』に貢献することをMissionとし、日々の診療に取り組んでいます。日本が超高齢社会へと進む中、高齢の泌尿器科患者様に対しては、一人ひとりの症状や生活背景に寄り添いながら、それぞれの症例に最適な治療方針を注意深く検討することが不可欠です。私たちは、専門的な知見と温かなまなざしで、安心と信頼の医療を提供してまいります。
他病院の先生たちと情報交換し、ホテルに戻りブログを綴っています。明日も学会で学び、感じたことを載せていきます。お楽しみに。